キハ53-500をつくる(その2)

こんにちは。

ちょっと作業して放置してをn回繰り返しているうちに2ヶ月も経っていました。

 

前回に車体を切断したあと、さすがにぶっつけ本番は怖かったので切り刻まれた余りの車体で両端にトイレのついた中間車を作ってみました。切断された窓はすべて埋めてしまうという究極の手抜き仕様。

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これで(一応)経験は積めたので本番の「継ぎ」をしていきます。

 

切断された車体同士を瞬間接着剤を流し込んで固定した後、窓と扉の採光窓を埋めました。

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埋めるときは注文しておいた美軌模型店さんの瞬間パテの粉を使用。車体の表側にマスキングテープを貼り、裏側から粉をのせ、その上から瞬間接着剤をしみこませるだけで硬化するので結構楽に作業が進みました。段差をペーパーで均して数日間放置。

 

キハ53は両運転台なのに対し、キハ56の動力は片側にしかないのでライトユニットが反対側にもつけられるように加工します。

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室内灯をはめる部分を切り取り、座席パーツに穴を開け、端の部分を削りとれば収まりました。室内灯は自作するのではめる部分はなくなっても痛くない。

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ちゃんと点灯することに満足し、ここでまた放置。

 

その後車体を眺めていたらどうやら切断線が若干斜めだったようで、車体が若干沿ってしまいましたのでパキッと折ってもう一回接着し直しました。

今度は車体同士の隙間に軽くパテの粉を入れて頑丈に接着。これで切り継ぎは完了。

 

この後は車体を実車に近づけていきます。今回はキハ53-505をプロトタイプにしているので、側面の雨どいの必要はなし。しかし、晩年の505は製品のキハ56にはついている前面窓上の保護版(?)とタブレットキャッチャーが撤去されているみたいなので、これを先端にペーパーを貼り付けた爪楊枝で削り取ります。(削り残っちゃってる部分はどうやって削ろう)

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加えて片側の前面は手すりが低いようなのですが、これは手すりを別体化するついでにやろうと思います。

 

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現時点での進捗。(前回から変わった感じがほとんどしない)

 

作り始めたときは「夏くらいまでには終わるかな」なんて考えていたのに気づいたら7月になってしまいました。いつになったら完成するのやら。

それでは。

キハ53-500をつくる(その1)

 ブログ、はじめました。

 最近加工が複雑化してきて数か月後に「あれ?あのとき何の塗料を混ぜたんだろう?」みたいなことになりつつあるので読み返して思い出せるような製作記を書いておくことにしました。

 

 

 ということで北海道のキハ53-500をつくっていきます。きっかけは1年前くらいにほしいなと思い、半年くらい前にマイクロの製品をみたもののなんか微妙だなと思い、そしてGW中に何かを作りたい衝動にかられ、ヤフオクをのぞいたらこんなキットが転がっていたこと:

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これを発見した後、必要になる素材をまとめ、翌日秋葉原へ。ぽちフェスをのぞいたところ種車になるTOMIXのキハ56のセットが割と安く転がっていて、計算してみたところ素材を分売で買うのより安上がりなことに気づいたのでそのまま収穫。

 

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 翌日ヤフオクをのぞいてみるとキットが見事にインフレ。金欠なのでキットから作ることを断念、素材2両を切り継いで1両にすることにしました。

 

 とはいえ製品にを切断するのは初めてなので切断に失敗しないか不安になり、できない理由を勝手に探し始めていました:

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 意外とかっこいいしこのままでもいいのではと思いつつあったけれど、旭川の海水浴臨とか用のキハ56を持ってても仕方ないと自分に言い聞かせて切り継ぎに着手。

 

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 ついでに東急ハンズでまっすぐ切断するためのガイドが売ってたので購入。やっぱりリスクはとりたくない。

 

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 切断する部分の脇をマステで巻いて保護し、ガイドボックスの中に入れてクラフトのこで切断。最後までほぼ垂直に切れました。ガイドブロック有能。

 

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 できたっ!とおもいきや、まだ切断していない車体と合わせてみると何かがおかしい。どうやら切断位置を窓一つ分間違えていた模様。

こんなこともあろうかと一応先に長いほうの車体を切っていたので、なんとか両側の部材確保。

 

 断面をかるくペーパーで整え、窓ガラスの必要な部分を切断し、前側と後側の車体を動力にはめたらはい完成(大嘘

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車体同士も動力もぴったりはまったので一安心。もうこれでいいような気がしてきた()

 

 次は前後の車体の接合。今回はほとんどが初めての作業なので緊張します。使わない車体があるのでそっちでしっかり練習しておきたいなと思います。

 

 それでは。